
不妊治療費用について
2022年4月より不妊治療に対し保険が適用(年齢、治療内容により一部、保険適用外医療あり)となりました。
対象となる治療は、人工授精、採卵、体外受精、顕微授精、胚培養、胚移植、胚凍結保存となります。
- 当院では、適応となる患者様には「保険診療」を優先し治療を行ってまいります。
- 保険と自費の混合診療は認められていないため、治療内容がこれまでとは異なる場合もあります。
- 適応対象外の方にもこれまで通り、治療を行っていただけます。その場合は自費診療となります。

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月経2~5日目 1,770円(保険適用) 黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモン、卵胞ホルモンなどのホルモン検査です。 |
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月経6~10日目 卵管の癒着の有無や子宮のかたちなどを調べる検査です。 子宮卵管造影法の翌日 630円(保険適用) 前日の造影剤の広がりをレントゲンで確認することで、卵管まわりの癒着の有無を測定します。 |
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約1,590円(保険適用) ※超音波検査はひと月における実施回数により料金が若干異なります。 タイミング療法で排卵期に 510円(保険適用) |
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排卵後5~8日目 1,780円(保険適用 / 黄体ホルモン・プロラクチン) 黄体ホルモン、プロラクチンを採血して着床機能を調べます。 |

8,800円(自費)
- B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV、血液型などを検査します。
・クラミジア抗原検査 1,130円(保険適用) ・クラミジア抗体検査 1,150円(保険適用)
- 卵管性不妊の原因となる代表的なものがクラミジア感染によるクラミジア性卵管炎です。
その感染有無を検査します。 2,340円(保険適用)
- 卵巣にどの程度卵子が残っているのか、調べるための検査です。AMH値が低いと閉経が近づいている可能性があり、早めに治療をステップアップする必要があります。
・精液検査 5,500円(自費) ・精子凍結(1年間) 27,500円(自費) ・感染症採血 8,800円(自費)
- ※保険適用の料金は被保険者本人で3割負担の場合です。
1,090円(保険適用)
- 妊娠および流産の原因となる甲状腺疾患の検査を行います。

保険診療を行うにあたって
- 保険診療を行うに当たっては、年齢制限および過去の治療歴(回数)に応じた制限が設けられます。
- 【保険上限回数】
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- 妻の年齢が40歳未満で移植を保険診療で受けた方
→通算6回まで - 妻の年齢が43歳未満で移植を保険診療で受けた方
→通算3回まで
- 妻の年齢が40歳未満で移植を保険診療で受けた方
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- ※回数制限は移植でカウントとなります
- ※第1子ごと
- 不妊治療に伴うスクリーニング検査は一部自費となる場合があります。(感染症検査など)
- 「医療費控除」について
医療費控除の手続きの際は医療機関発⾏の領収書が必要となります。
制度の詳細およびお手続きについては、お近くの税務署にお問い合わせください。 - おおよその採卵から胚移植までの費用:10~15万円程度
採卵8個・体外受精・胚盤胞8個・3個凍結 1個移植(AHA・高濃度ヒアルロン酸含有培養液)の場合:134,400円
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排卵前の準備費用(排卵誘発剤・ホルモン検査・超音波検査)が別途かかります。 患者様にあった刺激法を選びますので、排卵刺激法や注射の種類・量・期間により注射代には幅があります。 |
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子宮鏡 | 2,400円(保険適用) |
ERA+EMMA+ALICE | 198,000円 |
ERAのみ(1回目) (2回目が必要な場合) |
132,000円 121,000円 |
EMMAのみ | 55,000円 |
ALICEのみ | 44,000円 |
血小板サイトカイン療法 | 165,000円 |